20061031

Fennesz "Venice"

Fenneszの「Venice」。

元はジム・オルークツジコノリコも所属の「Mego」からデビューしているが、この「Venice」は「Touch」からリリースされている。

「Endless Summer」も良いが、この「Venice」の方が、僕は好きだ。ホント一体感がたまらない。

Rivers of Sand

FENNESZ&坂本龍一、共演ライヴ盤登場。サポートには小山田圭吾ら


tags technorati :

20061029

「alva noto + ryuichi sakamoto」insenライブに行ってきました

2ヶ月程前から待ちわびていた渋谷公会堂「alva noto + ryuichi sakamoto」insenライブに行ってきた。

ライブといっても内容はインスタレーションで、ここ2、3年の間に見てきたクリエイティブの中で、僕は今回最も心を揺さぶられた。

うまく表現できないが、音、映像、空間全てが潜在意識に染み込んでくる感じ。
例えば、自分が生まれた時はこんな意識だったかもと感じさせられたり、混沌としているのにそれをまるで知っていたかのような感覚に陥ったりした。

曲のアレンジもCDよりも良かったと思う。ピアノの弦を直接スクラッチするような演奏パフォーマンスも良かった。

映像の方は、おそらくスクリーンじゃなくてモニタで映し出されており、音とモーションのタイミングは完璧に合っていた。

人それぞれだとは思うが、とにかく良かった。

ちなみに演奏が終わって、2人が捌けても拍手は鳴り止まず、アンコールは3回も続いた。

Trioon I

Berlin

alva noto + ryuichi sakamoto. revep

坂本龍一、ALVA NOTOとの共作アルバム『Insen』を発表


tags technorati :

20061024

sogar "apikal. blend"

12k所属「sogar」の、「apikal. blend」というアルバム。

グリッジノイズの粒と粒がぶつかり合うようなサウンド・レイヤーが、階層状に広がる。

まるで現実世界の隙間から、自分めがけて透明な意識が跳んでくるかのようだ。

視聴できるので聴いてみるといいと思う。

http://www.12k.com/1022.html


tags technorati :

20061020

仮想世界“Second Life”が新しいSNSになるのか

Second Life」は文字通り「2つめの人生」、いわゆるオンライン3次元CG仮想世界サイトだ。

このヴァーチャルワールドでは、通常のオンラインゲームなどとは違い、明確なゲームクリアなどというような具体的な目的がない。
売買したり、所有したり、創造したり、組織したり、起業したりと現実世界とほぼ変わらない営みをこの仮想世界では楽しめる。

まあ、ここまではなかなか凄いオンラインゲームだなで終わりそうなのだが、何とこのヴァーチャルワールドで流通している「Linden dollars」という通貨が、現実世界のUSドルに換金できるというから驚きだ。

「Linden Dollar」と「US Dollar」の為替レートが存在し,1日当たり平均35万ドルの取引が発生しているとのこと。

また、最近ではロイター通信社が仮想支局を「Second Life」内に設置したりと、多くの現実企業がこのヴァーチャルな世界の経済に進出してきている。

近々日本語版も公開されるようだ。

思えば数年前、馬鹿な仲間内で夜中にファミレスで話していたことが、今目前に現実のものとなるところを見ると、何となく複雑な気分だ。
皆さんはどうでしょうか。

現在こんなことが「Second Life」の周りでは起こっている。ただのオンラインゲームやSNSと思えなくなるかもしれない。

「Second Life」初のビジネスコンサルタントを目指して

ロイター、Second Lifeに仮想支局を設立

仮想世界でビジネスチャンスをつかむ人々(上)

仮想世界でビジネスチャンスをつかむ人々(下)

バーチャル世界『Second Life』で大学の授業を

スラッシュドット ジャパン | 仮想不動産の補償を求め裁判に

米新興企業、バーチャルワールド「Second Life」で大企業を支援

ウェルズファーゴ銀行、仮想世界「Second Life」内で資産運用ゲームを運営開始

「Second Life」の仮想世界、その実態は?初体験の記者がリポート

Reuters、オンラインゲームのSecond Life内に支局を設立

米議会、仮想世界の資産に課税 知的保護も検討フジサンケイ ビジネスアイ


tags technorati :

20061014

FOURCOLOR "AIR CURTAIN"

自身で「cubicmusic」というレーベルも主催する杉本佳一のソロユニット「FOURCOLOR」の、「AIR CURTAIN」というアルバム。

このアルバムは、「iTunes Store」でも比較的手に入りやすい、あのニューヨークのミニマル電子音レーベル「12k」からリリースされている。

研ぎ澄まされた電子音が聴いている人を媒体として、目に入る現実世界に染み入って、素晴らしい一体感を感じさせてくれる。

ミニマルでいて、どこかノスタルジックだ。

アルバムタイトル「AIR CURTAIN」がとてもよく似合っている。

是非視聴して見て。

http://www.12k.com/1029.html


tags technorati :

20061013

風で歩く構造体

風のエネルギーだけで、まるで命をもっているかのように歩く。

風というごく自然のエネルギーが、その複雑な構造体の細部にまで動力として行き渡る光景が、見ていて気持ちいい。

Animaris Rhinoceros Transport

砂浜動物 テオ・ヤンセン / 風で歩く“生命体”を創る


tags technorati :