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20090530

das Ich

昨日はとある友人達の送迎会があり、かなり飲み過ぎてしまった。帰り具合が悪すぎて、しばらくトイレに閉じ籠ってしまった。

そんな送迎会だったが、友人達の新しい門出を祝って、クリエイティブのパートナーともいえるT氏と二人で映像と音楽の贈り物をした。T氏に映像を担当してもらい、僕が音楽を担当した。

ちょっと偉そうな感じだけど、その友人達に、この機会にもう一度自我(das Ich)というものを考えてもらえたらというコンセプトで制作した。

とある事情で、映像の方は公開できないのですが、音楽だけでも聴いていただけると幸いです。

20090215

文化庁メディア芸術祭に行ってきました

入館制限があり、20分くらい待った。

展示されている作品はどれも興味をそそられたが、入った入り口近くに巨大スクリーンで映されていたせいか、「Moment – performatives spazieren」という作品を一番見入った気がする。

Moment – performatives spazieren(こちらでちょっとムービーが見れます)

また、「OUTSIDE」という作品名の写真も良かった。
なかなか出せない感じじゃないだろうか。いい意味でモヤっとくる。

OUTSIDE

20090205

Cut Sine

安定したものが途切れる一瞬にそれが衝動に変わることは、不意に思い浮かぶ一瞬のインスピレーションだと思う。

その後に再び来るであろう安定の波に埋もれて、その衝動が簡単に忘れ去られなければいいなぁというコンセプトで、「Cut Sine」という曲を作った。

聴いていただけると幸いです。

20080723

マイブラのケヴィン・シールズ参加の「La La La Human Steps」のサントラ

La La La Human Stepsはカナダ、モントリオールを拠点として活動している、前衛的なバレエを踊るダンスグループらしく、こちらはその「Salt」という公演の際に、ケヴィン・シールズが手がけたサントラ。

繊細で甘いピアノの旋律の繰り返しもあれば、ケヴィン・シールズのあの刺々しいギターノイズで塗ったくり的な曲もあったりと、緊張と解放の心地よい反復が良い。

実際に公演を見ていないので何とも言えないが、ケヴィン・シールズ独特の甘美なセンスが、La La La Human Stepsのダンスにとても合いそうだ。

La La La Human Stepsのダンスはというと、何というか人間ってこんなにロボットみたいな無機質な動きを早くできるのねって感じで、バレエが全くわからない僕でも感動した。


La La La Human Steps

Amelia Lalala Human Steps

20070709

Kangding Ray「Stabil」

alva noto」も所属しているドイツ音響系レーベル「raster-noton」出身で、建築家でもある「Kangding Ray」の「Stabil」。

「raster-noton」らしいミニマルな音でまとまってはいるが、よく聴くとアナログ感を感じるし、どことなくバンド感もある。とても僕の潜在意識にうまく馴染む。

かっこいいと思う。

試聴は「raster-noton」のサイトで。

20070430

国立新美術館で開催されているポンピドゥー・センター所蔵作品展に行ってきました

ここ最近何かと話題の六本木に今年の1月に開館した国立新美術館で開催されているポンピドゥー・センター所蔵作品展に行ってきた。

展示作品は主に絵画で、抽象画、ポップアート、シュルレアリスムなど様々で、立ち止まって見入ってしまうものがいくつかあった。

実のところ、僕は数年前、パリにあるポンピドゥー・センターを一度訪れたことがある。
今回そのときに見かけた作品もいくつかあり、再びその作品と日本で出会うことになるとはおもいもよらなかったので、当時の気持ちとシンクロする感覚も楽しめた。

以下当時訪れたときの写真。
ポンピドゥー・センター外観。本来ならば内部に埋め込むべき鉄骨が剥き出しになっている。
展示中になおも手を加えているアーティスト。脱ぎ捨てたかのように積まれた衣服の上にはガラスが設置されており、その下には何故か薬缶が・・・。
こちらはこの散らかった部屋そのものが作品。もはやわけがわからない・・・。
一見普通の丸テーブルの周りに椅子が置いてあるかに見えるが、椅子は宙に浮いており座ることができない。こちらは今回の所蔵作品展でも展示してあった。しかし、よく運んできたなぁ・・・。




20070425

Tim Hecker "Radio Amor (Out of Print)"

吸い取られるようなチルアウト感。
まるで、自分の存在がそこにはないかのような錯覚。
目の前の現象との間にフィルタがかかっているかのよう。

時間さえも自己と一体となっているような感覚を覚える。

大音量で聴きたいところだ。

Amazonにて試聴可能


20061029

「alva noto + ryuichi sakamoto」insenライブに行ってきました

2ヶ月程前から待ちわびていた渋谷公会堂「alva noto + ryuichi sakamoto」insenライブに行ってきた。

ライブといっても内容はインスタレーションで、ここ2、3年の間に見てきたクリエイティブの中で、僕は今回最も心を揺さぶられた。

うまく表現できないが、音、映像、空間全てが潜在意識に染み込んでくる感じ。
例えば、自分が生まれた時はこんな意識だったかもと感じさせられたり、混沌としているのにそれをまるで知っていたかのような感覚に陥ったりした。

曲のアレンジもCDよりも良かったと思う。ピアノの弦を直接スクラッチするような演奏パフォーマンスも良かった。

映像の方は、おそらくスクリーンじゃなくてモニタで映し出されており、音とモーションのタイミングは完璧に合っていた。

人それぞれだとは思うが、とにかく良かった。

ちなみに演奏が終わって、2人が捌けても拍手は鳴り止まず、アンコールは3回も続いた。

Trioon I

Berlin

alva noto + ryuichi sakamoto. revep

坂本龍一、ALVA NOTOとの共作アルバム『Insen』を発表


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20061013

風で歩く構造体

風のエネルギーだけで、まるで命をもっているかのように歩く。

風というごく自然のエネルギーが、その複雑な構造体の細部にまで動力として行き渡る光景が、見ていて気持ちいい。

Animaris Rhinoceros Transport

砂浜動物 テオ・ヤンセン / 風で歩く“生命体”を創る


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