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20100202

2009年、印象に残ったアルバム

2009年が終わって1ヶ月が経つが・・・。

Mujo / Taylor Deupree & Christopher Willits

12Kから。CDは2004年リリース。

リズム、メロディーはどちらかというと、「Christopher Willits」よりで、音色は「Taylor Deupree」といった感じ。なので、ポップと言って良いのかはわからないけど、聴き易い。
12K特有の清涼感は生きている。

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II / Raz Ohara And The Odd Orchestra

Raz Ohara And The Odd Orchestraの2nd。そのアルバムタイトルも「II」。

モダンでムーディでクール。
ビートセンスがとても良いと思う。
また、歌メロも哀愁があって全体的にすっと耳に馴染む感じ。

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シングル「Miracle」の試聴はこちら »(YouTube)



Day / Christopher Hipgrave(iTunesが起動します)

サウンド・デザイナーでもあり、ソフトウェアプログラマーでもある「Christopher Hipgrave」のデビューアルバム、「Day」。

アルバムタイトル通り、日常に音があるとすれば、こんな音がなっているのかもしれないと思わせるようなサウンドスケープ。

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Logos / Atlas Sound

DEERHUNTERのボーカルBradford Coxのソロプロジェクト「Atlas Sound」の2nd「Logos」。

前作よりは聴き易い感じ。
内省的宅録ポップ。
楽しんで、宅録作業してる彼の姿が、何となく思い浮かぶ。

Animal CollectiveのNoah LennoxとStereolabのLaetitia Sadierが参加。

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The Nothings of The North / Ametsub

「Ametsub」の2nd「The Nothings of The North」。

情景的エレクトロニカでいつもと違う景色を見せてくれる感じ。
ただ、他のそれらと違うのは、主観的な想起というよりも、見せられる感覚。

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20091105

紅葉とMarsen Jules「Les Fleurs」

先日、仕事仲間と軽井沢へ紅葉を見に行った。
天候も良くなく、あまり期待していなかったのもあって、あたりの景色にすごく心動かされた。
どこを見ていいのかわからない感じ。

特に雲場池の紅葉は、霧と相まって、まるで絵画のような何とも言えない光景だった。ずっと一人で興奮して、わけのわからないことを言っていたので、一緒に行った仲間にはさぞ迷惑だったろーなと、今更反省しております。

そんな景色は、Marsen Julesの「Les Fleurs」のような感じだと思った。
リバーブ、ディレイに埋もれながらも、吹き出すようなフレーズは、霧と紅葉の赤という感じ。

iTunes Storeで視聴できる。

20090530

das Ich

昨日はとある友人達の送迎会があり、かなり飲み過ぎてしまった。帰り具合が悪すぎて、しばらくトイレに閉じ籠ってしまった。

そんな送迎会だったが、友人達の新しい門出を祝って、クリエイティブのパートナーともいえるT氏と二人で映像と音楽の贈り物をした。T氏に映像を担当してもらい、僕が音楽を担当した。

ちょっと偉そうな感じだけど、その友人達に、この機会にもう一度自我(das Ich)というものを考えてもらえたらというコンセプトで制作した。

とある事情で、映像の方は公開できないのですが、音楽だけでも聴いていただけると幸いです。

20090326

Last.fm、米・英・独以外で月額3ユーロの有料制に移行

日本円で約400円くらい。

WEBサービスはいつの間にかタダが当たり前となってしまっており、また、このLast.fmは自分の音楽性を掘り下げるのに、大変有能で欠かせないサイトとなっているだけに、感慨深い。

Last.fm、米・英・独以外で月額3ユーロの有料制に移行

他のWEBサービスもこれから有料化に向かうのだろうか?

ちなみに僕のLast.fmページはこちらです。お気軽にお声かけてくださいね!

20090324

MY BLOODY VALENTINEの「Loveless」誕生の背景に迫る本

つい先日発売されたよう。

制作費に25万ポンド(当時の日本円で4,500万円)もかけられたと噂されるアルバム「Loveless」がどのように生まれたのか興味深い。

MY BLOODY VALENTINEといえば「Loveless」が有名だけど、僕が最初に衝撃を受けた曲は「Isn't Anything」の1曲目に収録されている「Soft As Snow」だった。
ボーカルと一緒に入ってくるギターの音質が本当に素晴らしく心動かされたものだ。

またその後にそれに重なり、ベースと一緒に入ってくる音が「ギター」か「ビリンダの声」かで、当時組んでいたバンドのメンバーと言い争いになったこともあった。

結局それについては未だに自分の中で不確かなまま。

20090205

Cut Sine

安定したものが途切れる一瞬にそれが衝動に変わることは、不意に思い浮かぶ一瞬のインスピレーションだと思う。

その後に再び来るであろう安定の波に埋もれて、その衝動が簡単に忘れ去られなければいいなぁというコンセプトで、「Cut Sine」という曲を作った。

聴いていただけると幸いです。

20090109

2008年、印象に残ったアルバム

Aleph-1 / Aleph-1

坂本龍一さんとのコラボレーションで有名になった、「Alva Noto」ことカールステン・ニコライさんの新しいプロジェクト「Aleph-1」。

「Alva Noto」名義のときとは違い、もっと柔らかな音の反復。
聴いていて心地よい。

コンセプトは数学者ゲオルク・カントールの理論に由来していて、「無限」の観念を表現しているとのこと。

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Black Sea / Fennesz

こちらも以前坂本龍一さんとのコラボで「Cendre」をリリースした、「Fennesz」のアルバム「Black Sea」。

まず、ジャケットのアートワークが良い。音もジャケットのイメージまんま。
今までの彼の作品の中で、最もアンビエント色が強いと思う。
緊張感が素晴らしい。

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Third / Portishead

「Portishead」の3作目のアルバム、その名も「Third」。

過去2作より力強くシンプルになった感じ。
ライブを初めて見たときは、当時衝撃を受けた。

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The Devil, You + Me / The Notwist

「The Notwist」の6作目のアルバム「The Devil, You + Me」。

初期はハードコアっぽいバンドだったとのこと。
現在の作品にはそれが微塵も感じられないエレクトロ内省的サウンド。
案外ポップだったりする。なぜあんまり売れてないのかが不思議。

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宇宙人 / ウズマキマズウ

とにかくジャケットから何から、全てが濃いと感じた。
何というか独特のパワー。

ボーカルの小川美潮さんは、細野晴臣さんに以前プロデュースされたことで話題を呼んだ「チャクラ」のボーカリストとして有名とのこと。



Fantasma Parastasie / Aidan Baker & Tim Hecker

ドローンノイズの陶酔感の中に、見え隠れするギターサウンドがとても心地良い。
ジャケットが何かちょっとグロい。

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20080723

マイブラのケヴィン・シールズ参加の「La La La Human Steps」のサントラ

La La La Human Stepsはカナダ、モントリオールを拠点として活動している、前衛的なバレエを踊るダンスグループらしく、こちらはその「Salt」という公演の際に、ケヴィン・シールズが手がけたサントラ。

繊細で甘いピアノの旋律の繰り返しもあれば、ケヴィン・シールズのあの刺々しいギターノイズで塗ったくり的な曲もあったりと、緊張と解放の心地よい反復が良い。

実際に公演を見ていないので何とも言えないが、ケヴィン・シールズ独特の甘美なセンスが、La La La Human Stepsのダンスにとても合いそうだ。

La La La Human Stepsのダンスはというと、何というか人間ってこんなにロボットみたいな無機質な動きを早くできるのねって感じで、バレエが全くわからない僕でも感動した。


La La La Human Steps

Amelia Lalala Human Steps

20080722

Oval「94diskont 」

ドイツ人「マーカス・ポップ」による音楽プロジェクト「Oval」の「94diskont」。

1曲目「Do While」で凄い衝撃をうけた。ミニマル音楽の傑作。

彼の音楽制作手法は独特で、一度制作したCDにマジックで落書きしてわざと音飛びを発生させ、それで得られる音を再サンプリング再構築するというもの。

Last.fmで試聴可能

20080721

Tujiko Noriko「SOLO」

今までのツジコノリコ単独の作品の中で、一番完成度が高い。

ジャケのアートワークと歌詞の中に出てくる単語単語の選び方は相変わらず突拍子も無いが、歌っていることは終末。

6曲目「Gift」の「DVDの盤面に写るビルの群れが自分の顔が〜」からの下りは、すごく耳に残るし、絵も浮かぶ。

20070716

Astrobrite「Crush」

もろにシューゲイザー
どことなく甘酸っぱいメロディーにカオスなギター。
5曲目と12曲目がこのバンドを分かり易そう。

20070709

Kangding Ray「Stabil」

alva noto」も所属しているドイツ音響系レーベル「raster-noton」出身で、建築家でもある「Kangding Ray」の「Stabil」。

「raster-noton」らしいミニマルな音でまとまってはいるが、よく聴くとアナログ感を感じるし、どことなくバンド感もある。とても僕の潜在意識にうまく馴染む。

かっこいいと思う。

試聴は「raster-noton」のサイトで。

20070425

Tim Hecker "Radio Amor (Out of Print)"

吸い取られるようなチルアウト感。
まるで、自分の存在がそこにはないかのような錯覚。
目の前の現象との間にフィルタがかかっているかのよう。

時間さえも自己と一体となっているような感覚を覚える。

大音量で聴きたいところだ。

Amazonにて試聴可能


20070424

Fourcolor "Letter Of Sounds"

ミニマルなサウンドの中にも、白い柔らかさを感じさせてくれる「Fourcolor」。

嫌みでもなく、攻撃的でもない。
ただ自然と受け入れることができる。

僕はこの人の音を聴くと、頭の中まで真っ白にさせられる。

以下にて試聴可能。

FOURCOLOR - Letter Of Sounds


20070417

水面に浮かべて聴けるmp3対応のオーディオプレイヤー

最近お風呂で音楽が聴きたいと思うようになってきた。
湯船に浸かっている時に、自分の好きなBGMが流れていたら癒し効果も倍増するに違いない。

先日からいろいろな電器屋を巡るも、やっぱりそれなりの品はなく、見た感じすぐ壊れそうなものばかり。

そこで、ビクターから何と水面に浮かべて使うことができるクラゲ型のミュージックプレイヤーなるものをWeb上で発見。

しかも、256MBのメモリを内蔵しており、MP3やWMAといった音楽ファイルを、パソコンからUSB経由で転送して聴くことができるらしい。

これこそ、今の時代にぴったりなバスライフを豊かにしてくれるアイテムじゃないのか。

今のところ、Web通販のみの販売で初回1000台限定とのこと。気になるお値段、1万9800円。欲しい・・・。


20070410

MOTION "EVERY ACTION"

まるで、潜水艦で深海を旅しているようなサウンド。たまにイタイ音域があるが、ゆったり深く安らぐにはもってこいだと思う。

こちら12kのサイトで試聴可能。

それにしても一生に一度は潜水艦に乗って深海を旅してみたいものだ。


20070301

Liars "Drum's Not Dead"

Radio Headのトム・ヨークも聴いてインスピレーションを受けたであろう、Liarsの「Drum's Not Dead」。

Liarsなどを聴くと、楽器の原点はやはり魂の底から湧き上がるような打楽器系なんだと思う。

このところ何かしら考え込んでしまう。
もっとシンプルに周辺を捉えることができるといいのにと思ってしまう今日この頃。

トム・ヨークの米iTunesStoreセレブリティ・プレイリストはこちら


20070228

Aus "Curveland"

静かな夜にこのAusの"Curveland"はなかなかぴったりだ。

グリッチノイズと女性ボーカル、ゆっくりとしたシンセとても良い。


20070204

COMBO PIANO "AGATHA"

感情的なリズムの中にも幾何学的な旋律の美しさがある「COMBO PIANO」の「AGATHA」。

根本にはラテン音楽があるようだ。

冷めた頭の中に色々な想像が注ぎ込まれて、気分も高揚する。

以下のページで試聴可能。

http://www.ewe.co.jp/archives/2003/10/combo_pianoagatha_2.php

ジャズの突破者たち 後半 JAZZ,STEP ACROSS THE BORDER

Ribbon : COMBO PIANO


20061202

Christopher Willits "Surf Boundaries"

先々月になるが、ギターからの音源を加工して作り出す微細なサウンドが心地よい「Christopher Willits」が「Surf Boundaries」をリリースしていた。

「Folding,and the Tea」では、「Christopher Willits」特有のクリックノイズビートが、僕に雨の日を彷彿させていた。

けど、今回の作品は全体的に色彩豊かな世界を浮遊するようなサウンドで、どこか明確な力強さを感じさせる。

以下にて全曲試聴可能。

http://www.ghostly.com/1.0/ghostly/gi54.shtml


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